2023年02月21日

繁殖シーズンに入りました

野鳥の繁殖シーズンになってきました。
野鳥が一生懸命さえずりメスの気を引こうとするにぎやかな季節です。…(続きを読む)しかしカラスや鳩も繁殖に入りますので、営巣の準備や縄張りの見回りなど、活発に動き回ります(もっともハトの場合は、工場内の暖かい場所などがあれば冬でも繁殖しますが)。
工場や倉庫などでの被害が増える季節でもあります。

「対策は早めに!」をおすすめいたします。
年間契約をさせて頂いております現場でも、通常よりも少し飛ばす回数を増やすことで備えます。


(グリーンフィールド・岡村)


↓写真は、兵庫県の現場でカラスとオオタカの睨み合っているところです
繁殖シーズンに入りました
posted by グリーンフィールド at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 害鳥の習性について

2022年10月19日

追い払いの効果を持続するために(環境維持の重要性)

私が担当していますお客様はだいたい2〜7年継続して頂いております。

当初カラスの被害でお困りだったお客様ですが、カラスの被害は1〜6ヶ月くらいで収まります。
その後は鷹が飛来していると思わせるための環境維持で月に1〜3回くらい継続していただいております。
カラスや鳩・ムクドリ等は工場の外の環境が変わるだけで工場内に入りだしたりすることがあるため、環境維持のために鷹を飛ばすのです。

お客様からすると、「被害がなくなる=作業終了」という認識になりがちです。

が、野鳥は簡単に諦めることはありません。
せっかく追い払っても、「鷹が最近いないな」と野鳥に思われると戻ってきます。
自然界で生きていくのにトライアンドエラーに飽きる個体は生きていけません。
トライアンドエラーに飽きない個体が冬を乗り越え命を繋いでいきます。

ですのでお客様には、カラス・鳩等の習性や現場の自然環境についてなどをご説明し、環境維持の追い払いをいたしております。

せっかく費用をかけて追い払っても、その後の環境維持をせずにやめてしまうとまたイチからスタートとなり費用が余計にかかります。
月に1〜3回飛ばして環境維持をすることで、害鳥の侵入を防ぐことができ、結果的に費用も安上がりになります。

そのようなことについてお客様と良くお話をし、ご理解いただいたお客様には喜んで頂いております。

原因となっている場所だけでなく、その周辺の自然環境や、その環境が季節でどう変わるのかを把握し、何事もお綿密な相談やしっかりとしたアドバイスを通じてお客様とのコミュニケーションをとることが大切です。

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posted by グリーンフィールド at 23:36| Comment(0) | 害鳥の習性について

2022年04月19日

いつもより威嚇が激しい!そんなときは…

先日兵庫県尼崎市へカラスの追い払いに行ってきました。

鷹を飛ばすといつもの事ですがカラスが威嚇してきました。
しかし、いつもと違うことがペアのカラスの威嚇がとにかく激しいことでした。

原因はすぐに気付きました。
近くに巣があるはず!
鷹を手に据えながら営巣できそうな木や電柱を注視。
ありました!

立体駐車場の外部階段のすぐ横の木で巣の中を覗くことができ、幸いにも卵を産んでいないのも確認できたので行政に許可をとることなく(※注)巣の撤去する事ができました。

お客様に詳しく聞くと2週間ほど前から外部階段を通行止にしていたそうです。
落とした枝やハンガーを集め通行止は1週間ほど様子を見てから解く事にしました。

(グリーンフィールド・田中)


※注

【もし、すでに卵があったら?】

卵がある時点で、行政に有害鳥獣捕獲許可証を発行してもらう必要があります。
日本では鳥獣保護法で野鳥を捕獲してはいけないと決められているのですが、それは孵化していない卵の状態であっても対象となります。

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posted by グリーンフィールド at 00:00| Comment(0) | 害鳥の習性について
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