この鷹匠実演・体験会は石川県金沢市の金沢城で毎年2月と6月に開催される「百万石まつり」の一貫として開催されます。
仕事で鷹を飛ばすときとは違って、鷹は見学されている人の目を敏感に感じ取ります。
また、据え前(※1)の緊張も鷹に伝わるため、仕事では大丈夫な鷹もその時はコントロールしにくくなります。
しかしそういった事にキチンと対処しコントロール出来るようでないといけません。
放鷹協会は諏訪流と言う流派を伝承する団体で諏訪流での対応が必要なわけです。
他の鷹匠の技術を見て自分なりに勉強し技術を高めていきます。
実演はそんな場でもあります。
他の鷹匠の方も振替(※2)や渡り(※3)などを実演したり、お客様に鷹の触れ合っていただいたりします。
下の動画は、私(岡村)と江頭によるルアーでの振り鳩(※4)です。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
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※1【据え前】 鷹を拳に乗せている人
※2【振替】 鷹匠と鷹匠の間で鷹を飛ばすこと
※3【渡り】 飛ばした鷹を木に留めて、そこから呼び戻すこと
※4【振り鳩】 鷹の仕込みのひとつです。人の前でも獲物を捕り、なおかつ獲物を持って逃げないようにするための訓練です。実際には生きたハトを使いますが、実演では大勢のお客様が来られますので、ハトの代わりにルアーを使います
(グリーンフィールド・岡村)



