2023年02月28日

すべてを教えてくれた剣

写真のオオタカはロシア産オスの剣(つるぎ)です。
私はこの子で鷹を勉強し、狩りではカモ・キジ・バン・ゴイサギをとりました。…(続きを読む)

日本放鷹協会での諏訪流鷹匠の試験でもこの子と受けましたので、今こうして仕事ができるのもすべてこの剣のおかげです。

また、剣は現役を引退後は河童さんにて人工繁殖で何羽もの子孫を残してくれました。

昨日朝亡くなったとの連絡をもらいました。
2001年生まれなので、22年生きてたことになります。
病気やケガでなく寿命を全うしてくれたのが幸いです。

シアミ(※)の強い性格の鷹でした。

昨年まで精子をだしていましたが、先月、河童の神内さんが急に老けたように見えると言ってましたので、今年は駄目かなと思ってました。

私に鷹のすべてを教えてくれた剣、有難う。

※シアミとは、獲物を諦めずとことん追いかけるようなしつこい性格を表す鷹匠用語です。


(グリーンフィールド・岡村)


すべてを教えてくれた剣
posted by グリーンフィールド at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 鷹について

2023年02月21日

繁殖シーズンに入りました

野鳥の繁殖シーズンになってきました。
野鳥が一生懸命さえずりメスの気を引こうとするにぎやかな季節です。…(続きを読む)しかしカラスや鳩も繁殖に入りますので、営巣の準備や縄張りの見回りなど、活発に動き回ります(もっともハトの場合は、工場内の暖かい場所などがあれば冬でも繁殖しますが)。
工場や倉庫などでの被害が増える季節でもあります。

「対策は早めに!」をおすすめいたします。
年間契約をさせて頂いております現場でも、通常よりも少し飛ばす回数を増やすことで備えます。


(グリーンフィールド・岡村)


↓写真は、兵庫県の現場でカラスとオオタカの睨み合っているところです
繁殖シーズンに入りました
posted by グリーンフィールド at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 害鳥の習性について

2023年02月18日

飛行機の音にも負けず…(大阪の工場でのカラス追い払い)

大阪のとある工場の現場です。
頭上を着陸態勢の飛行機が降りてきます。
…(続きを読む)

最初は少し鷹も気にしてましたが直ぐに慣れ、いつものように飛んでます。
工場内にある高圧線の鉄塔にカラスが営巣するとのことで追い払いの作業を進めております。

カラスのつがいが数年前から鉄塔を縄張りにするようになって以来、工場のある会社も鉄塔の一部にカラスが止まりにくくする機材やクルクル回る羽のようなものを装着するなどの色々な対策を講じてきたようですがうまくいかず、その間に電気が止まって工場が稼働できないといったトラブルもあったようです。

最初はカラスのペアからの威嚇行動もありましたが、現在は遠巻きにこちらを観察したり、頭上を旋回する程度になってきてます。 


(グリーンフィールド・岡村)


飛行機の音にも負けず…(大阪の工場でのカラス追い払い)飛行機の音にも負けず…(大阪の工場でのカラス追い払い)飛行機の音にも負けず…(大阪の工場でのカラス追い払い)
posted by グリーンフィールド at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 工場の鳩カラス対策
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